先週の低学年クラスの分野別学習では、重曹を用いて掃除する「エコクリーニング」を行いました。
重曹は海や川など自然界のあらゆる水の中に含まれ身近な存在であることや、汚れを落とす仕組みなど、1年生には難しそうな話もありましたが、みんな静かに関心をもって聞いていました。
酸性の汚れについて触れた際には3年生の一人から「(酸性は)酸っぱいよ」と一言。
おお、ちょっとイメージが広がってきたかな?
「梅干だとpHは2くらいだよ」とつけ加えると子どもたちは盛り上がりを見せました。
また、重曹の研磨作用の実演にはみんなの「おぉっ」と驚いた顔。
数滴の水を含ませた重曹をアルミホイルの上で指でゴシゴシこすると…真っ白な重曹が薄いグレーに。
研磨されアルミホイルの色が混ざったことがわかったのでした。
ひと通り説明を聞いたあとは、スプレーボトルに名前シールを貼り、自分で水と重曹を入れます。
ピストルグリップの付いた自分専用ボトルにみんなウキウキです。
シュッシュッと吹きかけて古新聞でふき取りながら机をきれいにしたあとは、それぞれ掃除する箇所を探しに散っていきました。
出入り口そばにあるダイニングテーブルでは、スプレーをかけまくるノリノリの数名。
下にもぐって脚もきれいにしていました。
近ごろ卓球合戦が展開されることも多いこのテーブル、日々の汚れがすっきり落ちたはず。
キッチンのシンクを丁寧に磨いていた二人は、やりきって、うれしさがこぼれる清々しい表情でした。
多目的ルームのホワイトボードは、1年生たちがイスにのって高いところまでピカピカに仕上げていました。
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